20171119 『学び合い』ミニフォーラム2017in宮城
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大きく3人のゲスト(講師)がいらっしゃっいました。わたしがトップバッターでした。他の2人と違って、わたしの場合はホワイトボードミーティング方式といいますか、インタビューされながら応える方式でした。これ、わたしのことをよく知っている皆さんだからこそ考えられた型だなぁと思います。わたしは、自分で言うのもなんですが、一人で長く話し続けられない人間です。話し続けたとしても、本当につまらないことをつらづらと話し続ける人間です。ですから、対談方式といいますか、インタビュー方式にしたら少しはまともに話せるのではないかという事務局の配慮だったのだと思います。もちろん、誰と話そうと何人と話そうとつまらないわたしはつまらないわけですけど、与えられた時間を話し続けることはできました。事務局の皆様(特にわたしのインタビューをしてくださった石垣さん)に感謝です。石垣さんに話をするという感覚で話すことができたので、45分(くらいありましたよね?)を無事話し続けることができました。驚きものです。わたしが45分も話し続けられるなんて。
他の2人、中川綾さんと斉藤誠太郎さん。わたしのような平和でのんびりと過ごしてきた人間とはとは比べものにならない「背景」をもたれている方々です。だから、一言一言が重いです。そして、説得力があります。話を聞いていてもそれぞれに具体的で動画モードで再生できます。一生懸命にメモを取り続けました。 午後の中川綾さんのワークショップの進行もさすがでした。肝が座っているよなぁ。修羅場をくぐってきているのだろうなぁ。いろんな場所で、いろんなことを通り過ぎてきたんだろうなぁ。私のような薄っぺらさとは違ってもはや重厚さを感じます。 昨日(2017/11/18)でも書いたとおり、ちゃんと会に参加するというのがわたしの命題でもあるので、今回もワークショップにしっかり参加。またまた新たな出会いがありました。福島の高校の先生、福島の専門学校の先生の話は刺激的でした。特に専門学校。かつて専門学校は専門学校という名称通り、ある分野について専門的に学び、その資格や免許などを取得するだけが求められていたのに、最近では、そこに社会人基礎力などの育成も企業から求められるようになり、いわゆる、汎用的能力の育成などが資格以外に求められるようになってきているというのです。こういう動きをしっかり周囲も見ていかなければなりませんね。もちろん、高校もです。ともすると、大学入試などを考えると、高校のほうが中学校などよりもアクティブ・ラーニングの授業にしなければならない必死さがあるように思えました。 宮城の『学び合い』の方々は昨年度の『学び合い』フォーラムがそうだったように、学校の授業の枠を越えて考えている方が多いですよね。そして、それが必然であり、自然であり、求められるのだと思います。授業の中だけで考えていくことで『学び合い』の授業テクニックあたりから離れられないままの方がいるのだろうと予想します。日常の中に『学び合い』をとけ込ませることで、単元レベルで見られるし、他教科との融合(カリキュラム・マネジメントなど)も自然に考えられるし、1授業の失敗も大げさに捉えなくなる(失敗も日常として受け止められる)し、と考えられるように思います。 すごいな。『学び合い』宮城。わたしも、自分の余裕があるときには一参加者で参加し続けたいと思います。今回は本当にありがとうございました。